自分のためにつくった竹竿にBlack Ravineと名付けた。僕にとってはバンブーロッドの旅の出発点ともいえる言葉。今まで積み重ねてきた中で今できることを素直に表現したいと思った。あらかじめあるモデルを作るのではなく、頭のなかのイメージを大事にしてそれに近づけるために、何度も手触りを確認しながらカタチにした。
ソリッドの六角がしっかり立っているブランク。
竹の肌を感じられるオイルフィニッシュ。
自分の手のひら収まるショートグリップ。
カーボングラファイトフェルールを採用。
余計な飾りは何もない。ロッドの動きを、シルクラインの動きを、掛けた魚の動きを五感で感じたい。手触りのよい竹竿の拵ができた。
BTHR BR704 7’0” #4 3pc。
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