今年の渓流シーズンも9月30日で終わりました。寂しい感じもしますが、どこかホッとしています。
9月の最終土曜日と日曜日はいつものように村田久さんをはじめ顔なじみの人たちと「民宿わらべ」で過ごしてきました。両日とも穏やかな天気に恵まれて、みなさんそれぞれに良い釣りをしたようです。例年この時期は釣りには厳しい状況なのですが、今年はちょっと違ったようです。すでに「わらべ」の周辺の山々は色が変わり始めていて、秋を強く感じました。
最終日の30日はご近所の釣友Yさんと一緒に出かけました。盛岡を出発して早池峰山を時計回りに一周するコースです。まずはH川へ向かいました。本流筋もだいぶ水が落ちていて普段は歩けないような場所も歩きやすくなっていました。狙えるポイントが多くなっていて、良い型のヤマメとイワナを釣ることが出来ました。久しぶりに本流の釣りを堪能しました。その後は早めの昼食を途中の道の駅で取りながら遠野へ向かいました。遠野は上流の森の中の流れでの釣りです。思えばここ数年、最終日はここで釣りをしているような気がします。ここの溪も森の色が変わり始めていて、時おり吹く風にのって紅葉した葉が舞ってきました。やはり水は少ない感じでしたが、明るい森の中の高低差の少ない流れで二人で交互にイワナ釣りを楽しんできました。
今シーズンいろいろな場所でご一緒していただきましたみなさん、お世話になりました。また来シーズン、川でお会いしましょう。
村田さんが話していたとおり、梅花藻が再生してすばらしい流れになっていました。梅花藻の白い小さな花がゆるやかな流れに揺れて、梅花藻の間で時折ライズがありました。
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